河津桜が見頃を迎える今週末に開催！「森の役立つ植物たちを巡る散策ツアー」

日に日にピンク色に色づき、今週末には満開となりそうな河津桜が咲く「花やさと山」。
ほどほどに手入れをされた自然豊かな里山では、落葉して静かな森でもたくさんの植物を見ることができます。

実は里山には、役に立つ多くの野草や薬草が生えています。
お茶などにして楽しむハーブも、里山に多く自生し役立つ植物です。
さらに、「医薬品」として効能効果を謳う事のできる「生薬」の原料となるもの、それに近しいものも、里山には意外と多く暮らしているのです！
自然と健康を科学する「生薬」のプロフェッショナルと一緒に、森の植物たちに会いに行くアクティビティを2月11日（土）に開催しました。

かぜの引きはじめに誰しもが飲んだことのある「葛根湯」など、私たち現代人の健康をサポートしている漢方薬。国内の漢方製剤トップシェアを占める株式会社ツムラにおいて、原料生薬の選別加工・保管を担い、いばらきフラワーパークからも車で15分ほどにある「石岡センター」から、生薬のプロフェッショナルが来園！身の回りの雑草が「雑」に扱えなくなってしまうかもしれない、約30分のショートネイチャーツアー。

まずは、花やさと山で見られる薬草一覧の資料写真を見ながら薬草を探してみよう！と出発しました。

河津桜が色づき始めた花やさと山で開催

ここで見られる植物はざっと20種類も！

「植物は見てもいいけど、口にしないように！食べたら死んじゃう植物もあるからね～」とツムラの生薬プロフェッショナルから説明があり、ちょっとドキドキ。

歩いて行くと、くぬぎやコナラがあり、「違う木だけど、生薬名は一緒。どちらも打撲に効くといわれている生薬」と実際に触れながら教えていただきました。

「すべてが漢方として使える」という「たんぽぽ」。そしてハクモクレンの冬芽を剥くとスッとした香りがあり、「これが鼻の通りをよくするんだよ」と実際に手にとって体験したり、身近な植物がお薬になることにみんな興味津々のツアーで、花のない時期でも私たちの身の回りには役立つ生薬が沢山あることを学びました。

資料の写真をヒントに、生薬になる植物を探す子供たち

ハクモクレン冬芽をむくと、スッとした香りが！

身の回りにこんなにたくさんの役立つ植物があることに驚き！

生薬のプロ、ツムラのスタッフと一緒に楽しく散策

植物を探しながらわいわい山歩きをして、大人もお子様も楽しめるツアーです。

次回は2月18日（土）に開催しますのでご予約をお待ちしています。

本日から始まった「四季をめぐるスタンプラリー」と合わせて、春を感じる森歩きをお楽しみください！

「森の役立つ植物たちを巡る散策ツアー　by ツムラ石岡センター」（所要時間約60分）
2月18日（土）①11:00～12:00、②13:30～14:30
参加費：おひとり500円
予約はこちらから

【営業時間】9:00-16:00（3月からは17時まで営業）
【入園料】大人900円、小人300円、ペット200円、未就学児無料
【休園日】火曜日